ボルドー

本日のメニューはガスパチョと交雑牛(安かったので購入)のステーキ, サラダ, ワルダーのパン。
暑い最中ですが、今日は風があって涼しくなってきたので久々にボルドーを開栓(といってもれっきとしたボルドーの在庫はこの1本だけですが)。
ということであけたのはChateau Saint-Piere 1997 Saint-Julienの4級です。ボルドーの1997年はもうそろそろ飲まないとへたれるとのことですが、逆をいえば今が飲み頃。あけた瞬間からカベルネに特徴的な甘いでもミントのような香りが周りに漂い、期待させてくれます。
実際に飲むと、タンニンはすでにきれいになじんでおり、なめらかな甘さと特徴的なカカオやミントのアロマがあり、楽しませてくれます。滅多にボルドーを飲まない私ですが、たまにこういったボルドーを飲むとやはりカベルネもいいなぁと思います。
とはいえこの1本も11年もの。カベルネが飲めるようになるにはあまりに多くの時間がかかりすぎます。時間がかかることが悪いのでないのです。その間に値段がつり上がってしまって、とんでもない価格になってしまうのが最近のボルドーの問題です。ちなみにこの1本は3000−4000円ぐらいだったと思いますが、おそらくこんな値段でボルドーの格付けを購入することは現在では困難です。
これで我が家のボルドーもつきてしまいましたので、またネットなり実店舗でまた数本のストックを作れるよう探します。
 
なんか飲んで楽しいのがうれしいのか、ストックがつきて悲しいのかよくわかりませんな(いわゆる保有効果というやつです)。