とあるBar

同僚たちがあるBarに行きたいと話しておりました
ただBarはばたばたしておりなかなか開店しないため行くことができておりませんでした

今回、特別に開店できるということで行ってみました
そのBarとは・・・ 我が家のことなんですが
以前はよく仲間たちを家に呼んで飲み会をしていたのですが、それが好評でBarというありがたい呼称までつけていただいていたのです しかし、息子が生まれて以来、シェフ(嫁だが)が忙しく相手をしてくれないのでできなかったのです
ということで久しぶりにうちでパーティーをしました

もうすぐクリスマスということで一応クリスマス向けで用意してみました(来たのは男2名ですが)
・ピンチョスとローストビーフ(ローストビーフはもらい物)
・カブのポタージュ
・鯛とムール貝 アサリのアクアパッツァ
・牛肉の赤ワイン煮

どれもなかなかでしたが、特にアクアパッツァが絶品
でもってこれにあわせたワインは
Pino Noirによるsparkling wine
・J.Lassalle Brut Prefferance NV
・Roggio Del Filare 2003
・Les Forts De Latour 1978
・Chateau Mont Pera 2004
の5本です

Pino Noirのsparklingは上司からの頂き物です オーストラリア産
sparklingといった軽快な感じではなく、ずっしりと果実味を楽しむ飲み物です あえていえばクレームドカシスのPino版をソーダで少し割ってみましたみたいな感じでしょうか おいしいのですが、どっちかというと食後タイプの飲み物の様です

J.Lassalleは低価格ながら味わい深いChampagneです Krugと同等と書いてある本もあるそうですが、さすがに値段がうん倍違いますので同じというわけにはいきません でもこれで3000円台ならやすい買い物と思います

Roggio Del Filareは前回と同様、その濃厚な味わいを堪能させてくれましたが、次のがすごくて霞んでしまいました

Les Forts De Latour 1978はいうまでもなくChateau Latourのセカンドですが、今回は1978年という古酒を来客の1人が差し入れしてくれました まず驚きなのが(というか当たり前なのでしょうけど)、前回私がLatourに感じた胡椒の強さがここにもあります これがLatourのテロワールなのでしょう 胡椒の後は経年変化がもたらすなめらかなタンニンが口腔・鼻腔を突き抜けます(表現が貧弱なためこんな風にしか書けません)

Chateau Mont Pera 2004 このようなワインの後ですからはっきり言って蛇足でした MontPera自体は呑みやすいワインで値段も手頃で悪くないとは思いますが、表面で呑みやすさを演出しているような感じがどうしても出てしまいます それは致し方のないことなのかも

結局3人で5本のワインを飲み干し、さらにスコッチも少し飲んでお開きとなりました